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人が集い楽しむ、新たな地域の魅力づくり　「さかうちマルシェ」

　人が集まる魅力的な場の創出を目指して、KUBOTAが企画運営を行っている「さかうちマルシェ」。道の駅 夜叉ケ池の里さかうちを会場に、2020年11月から毎年開催しています。道の駅を中心に、地域の活性化を目指す取り組みをご紹介します。

手探りで始まったマルシェプロジェクト

　2019年4月から道の駅の管理運営を担当し1年。今度は地域を盛り上げるマルシェを道の駅で開催しよう！と考えたものの、私たちは建設会社として土木建築に関するノウハウはもちろん持っていますが、大掛かりなイベント運営は素人。どのように準備を進めていくか、手探りの状態でスタートしました。

　イベント運営に詳しい方に協力を仰ぎ、計画の立て方や準備の進め方について教えていただき、出店者の募集や当日の準備、チラシやポスターの作成や新聞での折込など行っていきました。KUBOTAのブランドカラーであるブルーのテントも準備！

予想を超える来場者に臨時のシャトル便を運航
安心して集まれるようコロナ対策も実施

　当日は天候にも恵まれ、無事にマルシェを開催！初めてのことで、どれくらいの人が来場されるのか心配していましたが、当初の予想を超える約800人の方が来場されました。駐車場もいっぱいになってしまい、急遽、スタッフ自ら会場とピストン輸送を行うなど、うれしい悲鳴をあげることとなりました。
　その後、回数を重ねる中で、定期的なシャトルバスの運行を計画したり、臨時駐車場を整えるなど、交通面での課題もクリアできるよう取り組んでいます。

　また、会場の入口では消毒のディスペンサーを設置し、スタッフによる検温を行うなど、来場者が安心してお買い物や食事を楽しめるよう、新型コロナウイルスの感染対策を毎回実施しています。

地域の魅力を取り入れ
もっと楽しめるマルシェへ

　私たちの挑戦はまだはじまったばかりです。子どもから大人まで地域の皆さんが楽しめる場になるよう、毎回いろいろ企画を考え、試行錯誤は続いています。
　直接地域の人たちとふれあい、直接喜ぶ顔が見られるマルシェは、私たちにとっても貴重な場。このマルシェをきっかけに、今まで来たことがなかった人が道の駅を訪れてくれたり、地元の坂内地区や揖斐川町の魅力にふれて、「また来たい」と思っていただけるよう、さらに楽しめるさかうちマルシェを目指して取り組んでいきます。