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県土整備部長より『優良工事施工者表彰』を受けました。
平成29年9月8日、水産会館にて県土整備部長より本年度優良工事施工者の表彰を受けました。
◆揖斐土木事務所発注『第道災1-H27-2号 公共 道路災害復旧事業 平成27年度(その2)工事(土木一式)』
◆監理技術者・現場代理人は浅利憲秋。
◆当工事は、地すべりによる変状が続く法面上部で、地すべり対策事業として暫定切土を施工した工事である。
【創意工夫】
①本工事現場は、徳山ダム湖に面した狭隘な山間の急峻かつ長大な法面であったため、一般的な丁張設置による施工管理では丁張作業に多くの時間と手間を要し、早期完成は困難であった。
そこで、PCソフトにて作成した完成形状3次元モデルを現場ICT端末モバイルコンピュータに取り込み、現場のトータルステーションと接続連動させた。これにより通常の測定位置「単点」で行う施工管理に代わって「面」での施工管理が可能となり、現場内どの位置においても、測定位置と設計高との差を瞬時に確認することが出来た。
②「丁張と掘削オペレータの技量」に頼る従来スタイルに対し、常に掘削作業面を確認することで、非常に精度の高い施工管理を行なった。
③丁張と移設・継ぎ足しや測量計測後の計算が全く不要で、掘削法面の手直し作業は一度もなかった。
◎その結果、既存の施工管理方法と比較し、約2ヶ月の工期短縮を図ることが出来た。
◎こうした建設ICT施工への先進的取組みから、独創性、模範生に優れ、優秀な成績をあげた施工者である。