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県土整備部長表より優良工事施工者表彰を受けました。
令和元年9月6日、岐阜県水産会館にて表彰式が行われ、当社は揖斐土木事務所発注「第道災1-H29号 公共 道路災害復旧事業 平成29年度分(その1)工事」が表彰を受けました。
◆建設ICT施工への先進的取組み及び、公共事業の積極的なPRを図る等、独創性、模範生、話題性に優れ、優秀な成績をあげたことが評価された。【監理技術者:浅利憲秋 現場代理人:小寺翔太】
【工事概要】地すべりによる変状が続く法面で、地すべり対策事業として暫定切土工を施工した。
◆本工事は掘削範囲が広いことと、掘削土砂の落下及び仮設防護柵の設置により、従来の横断面での施工管理が困難であった。そこで、PCソフトにて作成した完成形状三次元モデルをモバイルコンピュータ「LanDeco」に取り込み、現場のトータルステーションと接続連動させた。通常の「単点」測定に代わって「面」での施工管理が可能となり、現場内どの位置においても、測定位置と設定高との差を瞬時に確認することが出来た。
◆具体的には「丁張と掘削オペレータの技量」に頼る従来スタイルに対し、常に掘削作業面を確認することで、非常に精度の高い施工管理を行うことが出来るとともに、丁張の移設・継ぎ足しや測量計測後の計算が全く不要で、一度も掘削法面の手直し作業をすることなく、工期短縮を図ることが出来た。
◆また、現場見学会を実施する等、公共事業の積極的なPRを図るとともに同業技術者の技術研鑽に寄与した。